■大日如来坐像■

■ 蓮台寺 天神神社 ■
 蓮台寺、村山邸より約100mほど行ったところに、天神神社がひっそりとたたずんでいます。
長い石段を登ると、
 
 そこには、国の重要文化財に指定されている”大日如来坐像”と下田市指定文化財の”四天王像”が大切に保管されています。


大正9年4月15日
<国指定有形重要文化財>
■ 大日如来坐像 ■
 大日如来は本名を、摩訶毘廬遮那仏(マカビルシャナブツ)と言い「真言密教の本尊で、宇宙を照被する大日輪を意味し、一切世間の万物を哺育する慈愛・・・」(広辞苑)と称される。頭に高い髪を結い、宝冠・首飾りなどをつけ菩薩形に近い。大日経によるものと金剛頂経によるものとの二つの型があり、前者(胎蔵界)は法界定印(膝に両掌を重ねる)を結び、後者(金剛界)は智拳印(左手の人さし指を右の拳で握る)である。蓮台寺の大日如来は後者に属する元国宝で、今は国指定の重要文化財である。

静岡県史 「高さ3尺8寸、木造漆箔寄木造の像で唇には特に朱が入れてある。相好と言い、衣文といい、穏やかな彫刻で、藤原様式による鎌倉初期の製作と察せられる。因に光背。宝冠・ようらく蓮台は何れも後補である。」
伊豆下田 「河津南禅寺の薬師像・田牛長谷寺の阿弥陀像と共に、南伊豆の仏教彫刻史を飾るものである。」
 蓮台寺には天平勝宝の頃(750年代)僧行基創建の蓮台寺という寺があったが、承久年中(1220年頃)廃絶されたと伝えられる。南伊豆には早く密教が入ったというから、大日如来像は廃寺となった蓮台寺の本尊であったとも考えられる。
下田市教育委員会/下田市の指定文化財 概説第1集より
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